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憲法九条を世界遺産に (集英社新書)レビュー
憲法九条を世界遺産に (集英社新書)は、とっても人気があるみたいですね。
私としてもとても興味のあるところです。
護憲派ピエロ
自らピエロである事を確信しているようで、空理・空論を弄ぶだけの護憲論よりは好感を持てます。
とはいえ、イラクの人質事件で被害者家族を非難した国民を、
彼らが自衛隊撤退という自団体の政治主張に利用した事に触れずに、
日本の右傾化を印象付けるように述べているなど印象操作はあります。
憲法九条を理想として持ち上げ過ぎているものの、
現実論に触れてはいるので星二つの評価としました。
ふつうの対談録として読めば○
インテリ研究者と博学な芸人の、単なるよもやま話的国家論として読めば面白いです。
太田が女性天皇と女系天皇の違いを理解出来ていないところなんかには相当失望しましたが、
憲法九条がいかに特殊であるか、それを国が持つことにはどういうリスクがあるか、
という点での議論は、なかなか面白いものがありました。
あとは、実際に憲法九条を保つにはどうすればよいのかを示せれば完璧ですね。精神論ではなくて。
素直な太田の言い方がよい
戦前の日本社会を理解しなおす必要性があると導入しておきながら、それについての深い考察がなかったのが残念。「世界遺産」という言葉は太田光の視点からの言葉なので、あくまでも九条を世界遺産登録しましょうという単純な内容ではないことは、記しておきたい。
中沢という人の存在感が薄い本。対談なのに、太田の独談のようである。
レビューにはどうしても批判的なものもでてきますが、自分の求めているものと マッチしているかどうかをしっかりと見てみる必要がありますね。
憲法九条を世界遺産に (集英社新書)
太田 光

定価: ¥ 693
販売価格: ¥ 693
人気ランキング: 12162位
おすすめ度: 
発売日: 2006-08-12
発売元: 集英社
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